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ブランド帝国の素顔―LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンブランド帝国の素顔―LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン
長沢 伸也
日本経済新聞社 刊
発売日 2002-10


目次

第1章 LVMHの誕生(「ブランド」の意味に気づいたアルノー
フランス・オートクチュールの華 ほか)
第2章 若きデザイナーに賭ける(新生LVMH
二人の世継ぎ ほか)
第3章 グッチ争奪戦(残されたブランド
一九九九年の攻防 ほか)
第4章 コングロマリットの完成(LVMHの全貌
巨大組織のメリット ほか)
エピローグ LVMHのビジネス手法


ブランドについての手引書 2006-06-22
ベルナール・アルノー率いるLVMHは、ディオール、ルイヴィトン、クリスチャンディオール、ケンゾー、セリーヌ、クリスチャンラクロア、ジバンシィら高級ブランドを抱える巨大コングロマリット。

ルイヴィトンの売り上げの4割は日本で、日本人のブランド志向は、ブランド品を貴族階級のものとしてあまり関心を寄せない欧米の庶民から見て異常に見えている。

90年代に有能なアメリカ、日本、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどのデザイナーを起用するとともに積極的にM&Aを展開し(M&Aの展開はライブドアvsフジテレビ、村上ファンドvs阪神電鉄を先取りしている感がある)、伝統的で優秀な手作りの製品作り(例えばルイヴィトンはヴィージョニー皇后時代の伝統を受け継ぐ少数のマルティエたちによって手作りされている)とで高級ファッション品市場を席巻している。

著者の髭の長沢伸也は現在早稲田にいるがスマートな物腰と鋭い論理を用いて立命館時代にこれを書いた。

リーダーの後継者問題だけでなく、絶えず魅力的新製品を送り続けて行くことが出来るかどうかが、このブランド帝国の将来にかかっているといえよう。




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